新潟県内で記録された外来魚
これまで様々な外来魚が確認されているが、中には戦後の一時期、平野部で大増殖しながら現在ではほとんど姿を消してしまったチョウセンブナのようなケースもある。カムルチー(雷魚)も減少傾向にあるが、全体としては、年々新たな種類が加わって、記録数は増加しつつある。  新潟県産淡水魚目録
    2011年12月現在
  新潟県で記録された外来魚   (国内外来種を含む 亜種・型も1種にカウント) 
  新潟県内で確認されている外来魚には、ナマズのように明治期以前に定着したと思われる古い時代の国内外来種から、オオクチバスやブルーギルのように1980年前後に持ち込まれ、ごく短期間に佐渡を含む広範な地域に分布を拡大した魚種もある。
 オイカワやモツゴ・タモロコのように広範な水域に広がって定着に成功した魚種から、ラッドやロングノーズガー、レッドコロソマのように、1〜2個体が偶発的に見つかった魚種まである。戦後の一時期に平野部で大増殖しながら、現在ではほとんど姿を消してしまったチョウセンブナのようなケースもある。
 これらの国内・国外外来魚が新潟県内に侵入した経緯としては、食用目的や遊漁、鑑賞目的などの意図的な導入のほか、移植放流に随伴して侵入したケースもある。
 全国的に外来魚が増える一方で多くの在来魚種が減少しつつあるが、新潟県内の淡水魚類相も変貌を続けている。
    ●新潟県産淡水魚目録2021  ●新潟県外来魚目録2020   ●増加する外来淡水後、変貌する新潟県の淡水魚類相(柏崎市博物館館報2019)
 琵琶湖・
西南日本
原産
北海道   アジア大陸原産  ヨーロッパ原産  アフリカ原産  北アメリカ原産  南アメリカ原産
●ゲンゴロウブナ  ●フクドジョウ ●コイ(飼育品種) ●ベステル 
   チョウザメ
・ ナイルティラピア ●ロングノーズガー ●レッドコロソマ
●カネヒラ  ●ヒメマス ●タイリクバラタナゴ ●ラッド   ●Fathead minnow  
●ワタカ   ●ハクレン ●ペレッド   ●アメリカナマズ  
●ハス   ●ソウギョ ●ブラウントラウト   ●カワマス  
●オイカワ   ●カラドジョウ   ●ギンザケ  
●カワムツ   ●チョウセンブナ     ●ニジマス  
●タカハヤ   ●カムルチー     ●ブルーギル  
●モツゴ   ●タウナギ     ●オオクチバス  
●カワヒガイ         ●コクチバス  
●ビワヒガイ            
●ムギツク                          
●ゼゼラ     ウチダザリガニ手配書      
●ツチフキ     フクドジョウ手配書                              
●スゴモロコ     ブラウントラウト手配書
●コウライモロコ     コクチバス手配書
●ギギ     侵略的外来魚4種解説    
●ナマズ
●アマゴ(サツキマス)
●ミナミメダカ
●太平洋系陸封イトヨ
●カジカ小卵型      
●オヤニラミ      
●ドンコ      
●オオミヨシノボリ