新潟市と柏崎市で 「特定外来生物」セアカゴケグモ 見つかる           
 
 2015年9月7日、新潟市江南区で特定外来生物のセアカゴケグモが発見された。同年に柏崎原発施設内でも発見されている。
 オーストラリア原産といわれ、日本国内では1995年に大阪府堺市で見つかったのが最初で、これまで42都道府県で発見されている。
 関係機関では、「咬まれると死亡する例もあり、不用意にさわらないよう」呼びかけているが、日本に定着している個体は、毒性が弱いという指摘もある(ネイチャーガイド 日本のクモ,文一総合出版)。
 ちなみに セアカは背面に目立つ赤色斑紋があることに、ゴケグモ「後家蜘」は英名widow spiderの和訳で、メスが小型のオスを捕食するためメスだけが残ってしまうという話に由来するという。クモのメスがオスを捕食する例は本種に限ったことではなく、オスにとってメスは魅力的な存在であると同時に危険な存在でもある。

  ●新潟市ホームページ セアカゴケグモに注意しましょう!
  ●国立環境研究所侵入生物データベース「セアカゴケグモ」
  ●環境省 セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ    

 


新潟市江南区で発見されたセアカゴケグモ
左}背面 右}腹面 (画像提供新潟市)
 
  

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