The Wonder Nature   魚 類

ヤマメ(サクラマス幼魚)
  体色が青みがかり、体側のパーマークが 
  うすくなり、銀毛化が始まりつつある

◆コイとフナの雑種コイフナ発見
   図録『柏崎の外来生物』より転載
 コイとフナは人為的に雑種を作ることができるが、自然界でも
 稀に交雑することがある
 ◆水面下で進むカジカの置き換わり
 
    図録『柏崎の外来生物』より転載
 新潟県内の淡水域から5種類のカジカ科魚類が記録されていたが、近年、太平洋側河川に生息する「カジカ小卵型」が定着し、生息域を拡大しているものと見られる。
  国府川にゴンズイ群れ  2020年10月4日、佐渡市の国府川下流に設置したトラップに、大量のゴンズイが入った。 なんと3個のトラップで34尾。佐渡市羽茂川でも1個体確認、越されており、後側でも近年河口部で捕獲されることがあるが、このように大量にとれるのは珍しいことである。
 ・県内から消滅寸前の外来魚
       チョウセンブナ
 
 大正期に新潟県内に持ちこまれ、一時平野部の河川や湖沼で大繁殖した外来魚「チョウセンブナ」。昭和30年代以降、急速に姿を消して上越地方の一部にかろうじて生き残っている。その衰退の理由は謎のまま。