アゾラ・クリスタータ
【アカウキクサ科】
外来生物法 【特定外来生物】
生態系被害防止外来種リスト【緊急対策種】
 ●国立環境研究所「侵入生物データベース」にリンク 
●環境省ホームページ 「特定外来生物解説アゾラ・クリスタータ」
    原産地・侵入の経緯  
 別名アメリカオオアカウキクサ。アジア・アフリカ・ヨーロッパ・南北アメリカ・オセアニアに広域分布するコスモポリタン種。
 1990年代にアイガモ農法に伴って利用が広がったといわれる。
水鳥の足に付着するなどして、分布を広げている。
   形態・特徴  
   水生のシダ類で、水面を被うように広がる。
 5〜30mmのうろこ状の葉状体が2列に互生し、ヒノキの葉のように見える。秋には緑色から紅色に変わり、水面を赤く染める。
 繁殖力が旺盛で水面を被うように繁茂するため、他の水生植物にとって大きな脅威となる。
 複数のオオアカウキクサ属が侵入しているといわれ、在来のオオアカウキクサ(絶滅危惧種)との区別も困難である。
   県内における生息状況  
  佐渡島の水田、ドジョウ養殖池で毎年発生するが、場所は移り変わる傾向がある。
 新潟市江南区の新津植物園の池でも、確認されている。

   佐渡市井坪のドジョウ養殖池   2010.10.15
 
佐渡市井坪のドジョウ養殖池   2010.10.15

佐渡市井坪のドジョウ養殖池   2010.10.15
 
  佐渡市小木大浦のドジョウ養殖池  2013.9.29
(大きな植物はホテイアオイ))
 
新潟市新津市植物園 2013.11.9
 
新潟市新津市植物園 2013.11.9
(左上は拡大.佐渡産より細かい)